深雪アートフラワーの作り方
どのようにして深雪アートフラワーを作るか、一例をご紹介いたします。
花や葉、茎などそれぞれの部分にふさわしい材質を選び、型紙に合わせて白い布をカットする。
布は形がつけやすく、持ちをよくするために、糊引きしている。
本の中に型紙、材質、枚数などが記載されています。
ばらの花の作り方
1)何枚かに折りたたんだ布の上に矢印に合わせて型紙をおき、カットする。
2)水彩絵の具を使う要領で色を合わせて筆で着色します。
3)着色
花弁を何枚か重ね、布全体を湿らせて色がなじみやすくする。花弁全体にうすい黄色を刷き、基部(とがった方)に若草色を重ねる。
4)色を重ねることで、単色では表せない色の深みや変化を表現できます。 たとえば、葉は薄い青を下塗りして全体に緑を重ねる。葉の元は濃くするとよい。
5)染め上がったばら1輪分。
6)こてあて
花弁表には、八分の丸ごてをあてる。花弁が大きくなるにしたがって丸ごての位置が花弁の基部と重なる位置にくる。こてをあてる時は、花弁を2枚ずつ重ねて軽く湿らせ、こてにスポンジのこて台をかぶせるようにしてあてる。花弁裏の上部や周りに弁ごてをあて動きをつける。
7)形をつけるために、電気ごてにそれぞれに合わせたこて先をつけ、こてあてする。
8)花を組む
ペップの中心部をボンドで固めて切り、針金をかけて花芯をつくる。 花芯の周りにこてあてした花弁を小さい方からつけてゆく。
9)花の出来上がり
10)花につぼみと葉を付けて出来上がり